図書館から借りている本の期限がとっくにすぎて、返却の催促メールがきたりするけどまだ読み終わっていないということ、よくありますね。たいてい催促を無視して読み終わってから返すことになるのですが、2ヶ月以上期限をすぎている場合など、読まずに返すこともあります。今回はざっと目を通したところ資料として手元に置いておきたいと思った本があり、購入しようとして奥付を見たらどうやら自費出版で絶版になっている模様。そこでスキャンして画像データにして保存することにしました。いわゆる自炊です。スキャナはときどき使いますが、本一冊をまるまるスキャンしたことはなかったので、どのくらい時間がかかるかやってみないとわかりません。約300ページある本ですが、30分もあればできるだろうとおもって始めました。
ドライバソフトの設定をして見開きごとにスキャンしていきました。本を開いて機器にのせ、ボタンを押して画像を取り込んで保存し、次のページを開いて・・・・・・。この1サイクルに約1分かかります。最初の設定段階でモタモタしたこともあり、半分ほどすんだところでおよそ2時間たっていました。帰宅の時間になったので初日はそこで終了。
2日後、朝一で作業再開。設定を少し変えると1サイクルにかかる時間を半減できることがわかり、仕事はサクサクすすみました。40分くらいで裏表紙まで終わったので、念のため取り込んだ最後のページを確認してみると、ページの画像が半分くらい枠からはみ出しているではないですか。設定を変えたときに何かまちがったようです。やれやれ、しょうがないのでやりなおし。今度は最初の一枚を取り込んですぐにチェックして作業再再開。ところが最後までやって裏表紙を確認してみるとまたはみだしてる!チェックしたのに!見直すと後半の1/4位からそうなっていて、どうやら作業途中でパソコンをいじったときになぜか設定が狂ったらしい。しばし休憩を取って冷静になって、作業を再再再開。三たび完了して裏表紙を確認したときにはまた2時間以上たっていました。つごう4時間以上。自炊って、慣れないと手間がかかるなあ。やっぱ外食が楽だー。