カンナがけワークショップ

みなさん。日曜大工でのこぎりや金づちは使っても、カンナは使ってないでしょう?DIYが得意な人でもノミかヤスリが素人には限界なのではないでしょうか。私も現場では目にするけど自分でカンナがけしたことはありません。でも、大工さんがしゅーっとカンナクズを削りだしているのを見ると気持ちよさそうだと思ったことはありませんか。
そこで、中学生の子どもを持つお父さんたちとカンナがけワークショップを開きました。講師には大工で「削ろう会」会員でもある白鶴工舎の石倉棟梁に来てもらって、まずは刃の研ぎ方から教えてもらいました。

集まったお父さんたちと会場である鎌倉市立第二中学の先生たちにプロの道具の扱い方を披露してくれる石倉棟梁。研ぐ前にまず砥石の表面を平らにする作業があります。そのための砥石ヤスリなんて初めて見ました。さすがプロフェッショナル。それから刃をとぎはじめますが、真似してやっても「角度が寝過ぎてます」などとと指導されるお父さんたち。これだけで日が暮れそう。難しいですね。「研ぎで三年」ていいますからね。
次に棟梁にお借りしたカンナで試し削りです。最初にお手本を見せてくれました。しゅーっ。「おお!」サランラップくらいの薄さのカンナクズが出てきました。みんなもおそるおそるやってみました。すると以外にもお父さんたちもしゅーっとできます。そんなに難しくありません。つい(なんだ、以外と楽勝じゃん)と思ったのです。

ところが私のカンナでやってみると、「あれ?」カンナクズが出てきません。ぜんぜん削れない。別のお父さんのカンナもゴソゴソ、みたいな感じで、せっかくのヒノキのつやつや肌がガサガサの荒れ肌になってしまいました。どうして?じつは刃の出し加減だけでなく、カンナの台の調整に名人芸が潜んでいたのです。砥石ヤスリにつづいて、カンナの台を削るためのカンナが登場。これで台を真っ平らにしないとダメだそうです。奥深すぎ。

その後、みんなで学校の痛んだテーブルを削ってきれいにしてあげました。
それにしても匠の技はすごいですね。これじゃ日曜大工でできないわけです。以上、カンナがけワークショップの報告でした。