11月18日(金)に埼玉県川越市で開かれた都市景観シンポジウムを聴きに行ってきました。川越は蔵づくりで有名です。蔵づくりのまち並みは電線を地中化し、車道と歩道を段差なしにするなどとてもきれいに整備されていて、大勢の観光客で賑わっていました。わたしが川越に前に一度行ったのは26年前で、当時は蔵づくりのまち並みはまったく整備されておらず、蔵は古くさいから隠すべきだ、とされていた頃です。大学生だった私は川越市役所に就職した先輩に誘われて古い造り酒屋の蔵を実測調査に行きました。どうもその頃から蔵を見直すような流れに変わっていったようです。シンポではその先輩が司会役でした。そしてパネラーの一人が大学の後輩で、なんだか懐かしい気分のイベントでした。