景観形成へのとりくみ:ひと・まち・鎌倉ネットワークの活動

10年ほど前、鎌倉在住の建築家、山田初江さんのお声掛けで、鎌倉を拠点に活動する建築家たちが集まってまちづくりの勉強会が始まりました。当初はそれぞれの興味ある分野の発表会や講師を呼んでの講演会などを催していましたが、次第にまちあるきワークショップやガイドブックの制作など活動の範囲を広げてゆきました。2003年にひと・まち・鎌倉ネットワークを設立、2011年には一般社団法人となりました。
熊倉も当初からメンバーとして活動しています。
たとえば、まちあるきイベントのファシリテーター(案内役)としてまちなみの見所を説明したり、景観重要建造物の見学会の講師として建物の解説を行っています(写真上)。
また、景観調査として市内の路地を調べて写真にとり、鎌倉らしい路地についての報告書「現状で残る鎌倉の路地」を共同執筆しました。
た、鎌倉のまちづくりの基本を知るガイドブック「鎌倉まちのいろは」(写真下)の執筆に協力しました。鎌倉時代から現在までのまちの歴史や、まちづくりにかかわる法律、景観の意味などについて絵本仕立てで子どもから大人まで読める本になっています。
その他にも東日本大震災の被災者支援活動として鎌倉ホームステイプロジェクトを立ち上げたり、商店街の景観ルールの運営サポートを行ったり、活発な活動を続けています。毎月例会を開いています。

詳しくは団体のHPをご覧ください。
社団法人ひと・まち・鎌倉ネットワーク http://hito-mati-kamakura.net/