景観の研究

設計活動と並行して、大学院で景観の研究を行いました  景観論、まちづくり論、建築意匠の分野で大学院生と一緒にフィールドワーク中心の活動を行いました。
近年は景観ルールの効果や、まちの拠点となる施設の調査、または浜辺の景観などのテーマに取り組んでいます。
また、まちづくりの実際を学ぶための景観ワークショップというゼミを行い毎年1回か2回、由比ガ浜商店街の会場を借りて市民といっしょにものづくりをしながら景観について意識を持ってもらうイベントを実施しました(ひと・まち・鎌倉ネットワークと共催)。一例を挙げると、由比ガ浜商店街に手作りのあんどんを置いて、夜のまちなみを演出するワークショップを行いました。鎌倉の商店は閉まる時間が早いので夜はちょっと寂しいのですが、このときばかりは暗めの通りにぽつぽつとあんどんの光が並んで、幻想的な雰囲気を醸していました。